クラウドファンディングの教科書を出版!ぼりさん(大堀悟)の秘めたる想い【CAMPFIREパートナー特集】
世間の認知度は上がってきたように感じる「クラウドファンディング」。
しかし、そんなクラウドファンディング業界の最大手プラットフォーム CAMPFIRE が提供している【 公式パートナー制度 】という仕組みをご存知でしょうか?
当サイトの管理人・りょうかんもCAMPFIRE公式パートナーとして活動しているんですが、まだまだ認知が低いのが実情です。
そんなCAMPFIREパートナー制度を盛り上げていくために
CAMPFIREパートナー特集
を始めることにしました。
今回特集するのは、2016年に初めてクラウドファンディングに挑戦して以来、これまで10件以上の起案を経験し、CAMPFIREパートナーとして月に20件以上の相談を受けている「ぼりさん」こと大堀悟さんです。
大堀 悟 (ぼり)
1987年生まれ、石川県出身
CAMPFIREパートナー
株式会社リバ邸 執行役員
好きな物: ハイボール
Twitter: @borilog
(聞き手:りょうかん)
取材日:2022年4月4日
ぼりさん=シェアハウス「ハイパーリバ邸」の管理人
今日はよろしくお願いします。
まず最初に、ぼりさんの簡単な自己紹介をしてもらってもいいですか?
大堀悟です。「ぼりさん」の愛称で呼ばれてます。
りょうかんさんと同じく「CAMPFIREパートナー」として活動してます。
石川県出身で元々は板前をやっていました。現在は、シェアハウス運営をする「株式会社リバ邸」の執行役員として、東京の三軒茶屋で「ハイパーリバ邸」の管理人をしてます。
今もシェアハウスの管理人をしながらCAMPFIREのパートナーをしているという認識で合ってますか?
そうですね。株式会社リバ邸として、シェアハウスの運営立ち上げのサポートを本業としてやりながら、クラウドファンディングのサポートもしている形です。
CAMPFIREパートナーになった経緯は?
シェアハウスの管理人をしていたぼりさんがCAMPFIREパートナーになった経緯を教えてもらってもいいですか?
実は、CAMPFIREパートナーになるのは2回目なんです。
最初は2017年の夏から「CAMPFIRE×LOCAL」のエリアパートナーという形で、地元の石川県のパートナーをやらせてもらってました。(現在エリアパートナー制度は廃止)
最初は「CAMPFIRE×LOCAL」のエリアパートナーだったんですね!
それはどのような経緯でパートナーになったんですか?
現在管理人をしている三軒茶屋の「ハイパーリバ邸」を立ち上げるときにクラウドファンディングを実施したんですけど、その挑戦きっかけで個人的に相談に乗る機会が増えてたんですよね。
そうやって相談に乗っていた中で、たまたまパートナーの仕組みが出来たので申し込んだ形でした。しかも、ちょうど石川に移住するタイミングだったので「石川やりたい」と。
なるほど。そこから一度パートナーは辞めたんですね?
そうですね。「CAMPFIRE×LOCAL」にて石川県を担当させて頂いてから1年ほどたったタイミングで、株式会社リバ邸の設立が重なり、リバ邸の事業に全集中する形となり一旦辞める流れになりました。
でも、辞めていた時期も、全国の「リバ邸」立ち上げでクラウドファンディングを活用してました。リターンで「オープン記念パーティ」や「DIY参加券」などを追加することで住民の獲得につながったりするので、シェアハウスは相性がいいんですよね。
公式サイトに載せても住民獲得の集客力がないので、クラウドファンディング→公式サイトオープン(正式リリース)という流れで立ち上げることが多くなってました。コロナ禍になるまでは年に1回は必ず起案するようにしてましたね。
そんな中で、再度パートナーになったのはどのような流れだったんでしょうか?
たまたま2021年の1月2月にパートナー募集の見かけたので「もう1回やってみようかな」と思って申し込んだ形ですね。
なので、経緯としては
・クラウドファンディングやったら相談が来るようになった
・相談に乗っていた中で「パートナー」という制度ができた
という感じでした。
クラウドファンディングのサポートの流れは?
実際にパートナーとして起案者に対してどのような流れでサポートをしているんですか?
僕の場合は、まず相談が来たら「プロジェクト作成要点まとめ」という起案者向けの秘密のGoogleドキュメントを共有してます。(社外秘)
その資料に「サポートの流れ」や「ページ作成時の重要事項」をまとめているので、一読してもらった上で起案者自身にプロジェクトページの仮作成してもらってます。
流れとしては、仮作成してもらったプロジェクトページを叩き台にオンライン会議を実施しています。記載外の補足事項を説明して、今後の戦略をアドバイスするような形です。
そして、そのフィードバックを反映してもらいながら公開に向かっていくような流れで進めています。
起案者とオンライン会議をやるのは初回だけですか?
そうですね。オンライン会議を無償範囲で提供するのは初回のみとしてます。(2回目以降を希望される場合は有償対応)
その代わり、チャット(テキストベース)でのサポートは無制限で対応しているので、積極的に質問される方はどんどんチャットを送ってきます。(笑)
ページ作成(クリエイティブ)の代行のようなことはやってますか?
本文作成やサムネイル作成、リターン画像作成など、ページ作成代行も有償範囲で請けてます。
ですが、請けたとしても月に1案件ぐらいにしています。
理由は、単純に手が回らないという部分もありますが、作成代行をすると「起案者の本気度が減るから」です。
自分で手を動かして頭と時間を使った分だけ「頑張ろう」という思いも増していくので、できるだけ起案者自身にページを作成してもらうのは大事だと思ってます。
代行したことで「全部やってくれる」と依存してくるのは腹立たしいですからね。(笑)
その気持ちはすごくわかります。(笑)
僕はどちらかというと作成代行を多めにやっているタイプだと思いますが、どこまでサポートするかという
これまでで印象的な担当プロジェクトとその理由は?
これまで数多くのプロジェクトに携わってきたと思いますが、過去の担当プロジェクトの中で印象に残っているものはありますか?
そうですね、選ぶのが難しいですが、最近では「私たちは新しい文化になる!アラフィフアイドル『GoziU』CDをリリースしたい!」というプロジェクトが印象に残ってますね。
このプロジェクトはどのような企画だったんですか?
この企画はアラフィフアイドルが「NiziU」のオマージュで『
プロジェクトページをデザインしてる方が友人だったことで関わらせてもらったんですが、初回の戦略ミーティングを公開の場で実施しました。
ミーティングを公開!??
ちょうど流行っていたアプリ『Clubhouse』を使って、初回戦略ミーティング自体を公開でやってみたんです。
視聴参加している方に直接「どういうリターンがあったら嬉しいか」などを聞きながら一緒に企画の内容を作っていけるようにして、企画段階からイベント化することを意識したプロジェクトでした。
企画段階から支援候補者を巻き込んでいくスタイルはいいですね!
僕も今度応用できそうなプロジェクトがあれば参考にさせてもらいます!
CAMPFIREパートナーを積極的に取り組むモチベーションは?
ものすごく個人的な興味で質問させてもらうんですが、ぼりさんがCAMPFIREパートナーを積極的に取り組んでいる動機って何かあるんですか?
ぶっちゃけ、手数料のレベニューシェアで成果報酬をもらえるパートナー制度では、達成金額100万円で報酬5万円程度なので、思ってるほどの売上インパクトはないと思うんです。
それでも僕を含めて積極的に取り組んでいる方のモチベーションを聞いてみたいなと。
そうですね。僕の場合は「自分の人生理念に沿っているから」という理由が大きいです。
僕は仕事の選択をする上で、
「人の記憶に残りたい」
「人のきっかけに立ち合いたい」
ということを基準にやるやらないの判断をしています。
その点で考えると、クラウドファンディングに挑戦する人というのは「これから何かしらの転機を迎える」というヒリヒリしてる人が多い。それが強いやりがいになってます。
なるほど!めちゃくちゃ素敵な指針ですね!
すでに波に乗ってる人とか勢いのある人のサポートをしても、正直そこまで人の記憶には残らない思っていて。一か八かの勝負する人を支えたいという想いが強いんです。
僕自身も、独立してフリーランスになったときに最初に相談に乗ってくれた人や支えてくれた人って、やっぱりすげぇ覚えてるんですよ。やった側は覚えてなくても、受け取った側はよく覚えてる。
そういう「キッカケや転機に関われる経験」とか「人生の中で人の記憶に残れる」ということを大事にしているので、その意味でもCAMPFIREパートナーを続けていきたいと思ってますね。
なるほど!めちゃくちゃ素敵な指針ですね!
ちなみに、僕のモチベーションは「これまで自分の培ってきたスキルを活かしながら地方都市に想いとお金を巡らせることに貢献できる点」だったりします!
パートナーによって抱えてる想いが違うので、自分に合っているパートナーにぜひ相談してほしいですね!
クラウドファンディングの教科書「CAMPFIRE解体新書」販売中!
最後になりますが、絶賛クラウドファンディングで予約販売中の「CAMPFIRE解体新書」の話を聞かせてください!
この本はなぜ出版することを決めたんですか?
この本自体は「CAMPFIREパートナーという制度をもっと知ってほしい」という意味で執筆を始めています。
りょうかんさんがこの記事を書いているのも「CAMPFIREパートナーの認知を上げたい」という想いからだと思うんですけど、まず存在自体を知ってほしいと思って出版を決めました。
本当にまだまだ制度自体も存在自体も知られていないですよね、、、
ですよね〜
だからこそ、クラウドファンディングをやるときは、僕でもいいし、りょうかんさんでもいいから、まずは絶対にCAMPFIREパートナーに声をかけた方がいい。
なぜなら一番最初に巻き込むべき支援者でもあるから。
この記事を友達に教えてくれるでも、予約販売中の本を買ってくれるでもいい。とにかく【 CAMPFIREパートナー 】というものをもっと多くの人に知っていただきたい。
それだけでも記憶に残してもらえたら嬉しいですね。
完全同意です!CAMPFIREパートナーの地位と認知を向上させていきましょう!
長時間のインタビューありがとうございました!
これからクラウドファンディングに挑戦を検討している方は、ぜひCAMPFIREパートナーに相談してみてください!
繰り返しになりますが、ぼりさんが執筆するクラウドファンディングの教科書「CAMPFIRE解体新書」はクラウドファンディングで予約販売実施中です!(2022年4月30日まで)
プロジェクトページだけでもぜひ見てみてください!
クラウドファンディングの具体的なノウハウを知りたい方は「クラウドファンディングのやり方・始め方をプロのキュレーターがわかりやすく徹底解説!初心者でも個人でも支援が集まるプロジェクトページを作ろう!」をご覧ください。