クラウドファンディングの基礎知識

クラウドファンディング失敗例15選!有名人・炎上・持ち逃げ・裁判・トラブル事例を紹介!

クラウドファンディングの「失敗例」をまとめました。有名人の失敗例や炎上事例など全部で15個ほど紹介しています。共通する失敗の原因を分析することで「失敗しないための方法」も解説しているので、プロジェクト起案の参考にしてみてください。

この記事では、

「クラウドファンディングの失敗例」

をまとめています。有名人の失敗例や炎上事例など紹介するだけでなく、共通する原因を分析することで「失敗しないための方法」も解説しています!

ぜひクラウドファンディングを成功させるための参考にしてみてください。

りょうかん

というわけで、はじめまして!
クラウドファンディングコーディネーターの りょうかん です。

無料で豊富なノウハウを提供する「CAMPFIREパートナー」としてクラウドファンディングを成功させたい方をサポートする活動しています!

この記事は、そんな僕が厳選した失敗例を紹介していきます!

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この記事で紹介するクラウドファンディングの失敗例

・有名人の失敗例:田村淳
・有名人の失敗例:真木よう子
・有名人の失敗例:加藤紗里
・有名人の失敗例:インフルエンサー
・有名人の失敗例:泰葉
・炎上した失敗例:お嬢様芸人
・炎上した失敗例:世界一周女子大生
・炎上した失敗例:パクリトレース疑惑
・炎上した失敗例:令和納豆
・炎上した失敗例:関係者の許諾漏れ
・持ち逃げの事例:支援金着服未遂
・行政の失敗事例:和歌山県和歌山市
・トラブルの事例:開発費の持ち逃げ
・トラブルの事例:開発出来ず返金対応
・裁判沙汰の事例:払い戻し命令

タップできる目次
  1. クラウドファンディングの「失敗」とは?
  2. クラウドファンディングの失敗事例【全15選】
  3. クラウドファンディング失敗の「原因」は?
  4. クラウドファンディングで失敗を避ける方法は?
  5. まとめ:クラウドファンディングの成功率を高めるやり方

クラウドファンディングの「失敗」とは?

失敗事例を紹介する前に・・・
この記事における「クラウドファンディングの失敗の定義」をしておきます。

具体的には下記の3つのいずれかを満たしたものを “失敗” と呼んでいます。

① 目標金額を達成できなかった(未達成)
② プロジェクトを実行できない(不実行)
③ 炎上して揉め事が発生した(トラブル)

一般的には

・成功 = 目標金額を達成する  / 資金が集まる
・失敗 = 目標金額を達成しない / 資金が集まらない

と考える方が多いですが、予定通りにリターンを届けられなかったり、炎上騒動に発展してしまった場合も、クラウドファンディングにおける失敗となります

クラウドファンディングの定義を知りたい方は「クラウドファンディングとは?基本的な仕組みや歴史をわかりやすくまとめました」を参照ください。

余談:炎上とは?

「炎上」とは、インターネット上のコメント欄やSNSにおいて、批判的な書き込みや誹謗中傷などの投稿が集中することを指すネット用語です。

いわゆる「バズる」と異なる点は、特定の事象に対して “ネガティブな印象を抱く投稿” が集中するか否かになります。

そのため、基本的に炎上することはマイナスな評価となりやすいです。

クラウドファンディングの失敗事例【全15選】

では、具体的なクラウドファンディングの失敗事例を紹介していきます。

この記事で取り上げるのは下記の15事例です。

この記事で紹介するクラウドファンディングの失敗例

・有名人の失敗例:田村淳
・有名人の失敗例:真木よう子
・有名人の失敗例:加藤紗里
・有名人の失敗例:インフルエンサー
・有名人の失敗例:泰葉
・炎上した失敗例:お嬢様芸人
・炎上した失敗例:世界一周女子大生
・炎上した失敗例:パクリトレース疑惑
・炎上した失敗例:令和納豆
・炎上した失敗例:関係者の許諾漏れ
・持ち逃げの事例:支援金着服未遂
・行政の失敗事例:和歌山県和歌山市
・トラブルの事例:開発費の持ち逃げ
・トラブルの事例:開発出来ず返金対応
・裁判沙汰の事例:払い戻し命令

有名人の失敗例:田村淳|クラウド遺言サービス

出典:https://camp-fire.jp/projects/view/36449

テレビでも数多くのレギュラー番組に出演している芸人の田村淳さんは、2017年夏にクラウドファンディングに挑戦して【達成率43%】の結果に終わってます。

支援総額だけ見れば「433万円」と集まっているように感じますが、高額リターン(50万円)が4件購入されており、支援総額のほぼ半分はたった4名から集まったもの。認知度の高さを考えると、それほど集まっていない印象が強いと思います。

しかも、この企画は目標金額を達成しないと支援を受け取れない「All-or-Nothing方式」で実施されていたので、このプロジェクトはスタートせずに終了しました。

All-In方式とAll-or-Nothing方式のメリット・デメリットは?クラウドファンディング募集方式の違いを解説しますクラウドファンディングに挑戦する人は必見! この記事では「クラウドファンディングの募集方式」について解説しています。自分のプロジェクトにとって「All-In」と「All-or-Nothing」のどちらが適しているか理解できます。 クラウドファンディングを成功させましょう!...

なお、このプロジェクトが失敗したのは【リターン設計のミス】だと思っています。まだ始まっていないサービスの「年間利用券」や「Tシャツ」など、支援者のニーズを満たすリターンを用意できなかったのが大きな失敗要因だったのかなと。

このプロジェクト失敗の「分類」
目標金額の未達成
② 企画を実行できず
③ 炎上トラブル発生
このプロジェクト失敗の「原因」
・ページの作り込みが甘い
・需要のあるリターンを用意できていなかった
・本人が本気で拡散をしていなかった(活動報告ゼロ)
・プロフィール欄の書き方が雑である=本気度が伝わらない

有名人の失敗例:真木よう子|フォトマガジン出版

出典:https://camp-fire.jp/projects/view/40020

数多くのドラマなどにも出演している有名女優の真木よう子さんも、自身のフォトマガジンを出版してコミックマーケットで販売するためのプロジェクトを立ち上げて失敗しています。

上記のスクショでは「支援総額0円」と表記されていますが、最終的には「支援総額652万円・支援者数624人」を集めて一旦終了していました。

しかし、「一般の人が好きな作品を自費で出版して配布したり交流したりしているコミックマーケット(コミケ)の文化を理解していない」と批判が殺到。

その炎上を受けて支援者に対して全額返金することになり、プロジェクトの中止を発表しました。有名人とは言え、参加するジャンルの暗黙の了解を見誤ると失敗してしまうという事例です。

このプロジェクト失敗の「分類」
① 目標金額の未達成
企画を実行できず
炎上トラブル発生
このプロジェクト失敗の「原因」
・有名な人が一般の人の楽しんでいる文化を理解せずに踏み込んでしまった
・プロジェクトの影響度を客観的な視点で事前リサーチできなかった

有名人の失敗例:加藤紗里|写真集プロジェクト

出典:https://www.jaayo.jp/project?project_id=72

タレントとして活躍していた加藤紗里さんですが、Instagramのフォロワーが10万人以上いるにも関わらず、クラウドファンディングでは「29,500円」しか集まりませんでした。

実を言うと、このプロジェクトの1年ほど前の2020年春に「マタニティフォトブック制作」のクラウドファンディングにも挑戦しており、賛否両論で炎上しながらも約1432万円が集まっていた過去があります。

しかし、そのプロジェクトは「世界的な感染症の流行によってハワイ渡航(撮影地)が難しくなったために発売中止」を発表。全403名の支援者には全額返金することになりました

こちらのプロジェクトは「出産してママになってからのリベンジ企画」だったと思いますが、支援者の中にも過去の企画の【炎上→中止】の印象が強く残っていたことで支援が伸びにくかったのかなと思われます。

このプロジェクト失敗の「分類」
目標金額の未達成
② 企画を実行できず
③ 炎上トラブル発生
このプロジェクト失敗の「原因」
・過去の炎上およびプロジェクト中止の悪い印象が強く残ってしまっていた
・出産を経たことでタレントとしての写真集需要が下がってしまっていた

有名人の失敗例:りょうくんグルメ|総フォロワー60万人超

出典:https://camp-fire.jp/projects/view/208304

テレビで活躍する有名人だけでなく、SNSを主戦場とするインフルエンサーの失敗例も紹介しておきます。グルメ系インフルエンサーの「りょうくんグルメ」のプロジェクトです。

りょうくんグルメは、タピオカブームの火付け役とも言われ、公開当時にはTwitter42万人・Instagram21万人のフォローワーを抱えていた超インフルエンサー。そんな彼を中心となり、新たな動画メディアでグルメ情報番組を作ろうという企画でした。

しかし、結果は「支援総額22,000円・支援者数8名」の大失敗。
SNSのフォロワーが多くても支援が集まるわけじゃない好例だと思います。

このような結果になったのは、元々のフォロワーが「SNSでグルメ投稿をキャッチしたい層」であるにも関わらず、ファンのニーズとは異なるプロジェクトを打ち出してしまったことが原因だと思われます。

このプロジェクト失敗の「分類」
目標金額の未達成
② 企画を実行できず
③ 炎上トラブル発生
このプロジェクト失敗の「原因」
・ニーズにマッチしていないプロジェクトだった
・ページの作り込みも甘かった(リターン画像がないなど)
・既存フォロワーの求めるリターンも用意できていなかった

有名人の失敗例:泰葉|こども基金設立プロジェクト

出典:https://camp-fire.jp/projects/view/49414

初代林家三平の次女で、春風亭小朝の元配偶者でもある、シンガーソングライターの泰葉さんもクラウドファンディングに失敗しています。

泰葉さんは、恵まれない子どもや虐待に苦しむ女性を手助けする基金として『財団法人泰葉こども基金』を立ち上げるためにプロジェクトを公開しました。

リターンは「全6曲入りのCDアルバム」のみ。
しかし、そのレコーディング費用600万円の未払いが発覚して大炎上

さらに、リターンに関する質問に対して「テロ行為」などと反論する場面もあり、炎上が止まることはありませんでした。

結果的にCDの制作は実行されることなく、泰葉さんは自身のブログで自己破産を宣言。債務整理となり、クラウドファンディングで集めた資金の返還も確認されていません。

このプロジェクト失敗の「分類」
目標金額の未達成
企画を実行できず
炎上トラブル発生
このプロジェクト失敗の「原因」
・苦しい懐事情でクラウドファンディングに頼ってしまった
・そもそものプロジェクト資金計画に大きな欠陥があった
・支援を募る起案者としての態度に問題があった

炎上した失敗例:たかまつなな|お嬢様芸人の学費調達に非難殺到

出典:https://camp-fire.jp/projects/view/24873

東京大学名誉教授で東京ガス社長の曽祖父を持つお嬢様芸人のたかまつななさんは、大学院の学費をクラウドファンディングで募ったことで大炎上しました。

炎上の理由は「大学院に通わないと政治は学べないのか?」「お嬢様なら学費は家族に出してもらえばいいのでは?」「他力本願すぎる現代版の乞食である」など、プロジェクト内容の是非を問うようなものが中心です。

個人的にも、たかまつさん自身が本当にやりたいことである「若者と政治の架け橋になること」に直接つながる活動費用として集めれば良かったのに・・・と感じています。

結果としては目標金額80万円を大きく上回る「支援金額143万円」が134名から集まっていますが、炎上した芸人としてのイメージが付いてしまった意味では失敗だったと思います。

このプロジェクト失敗の「分類」
① 目標金額の未達成
② 企画を実行できず

炎上トラブル発生
このプロジェクト失敗の「原因」
・プロジェクトを客観視できていなかった
・資金の使い道が本当にやりたいことにマッチしていなかった
・起案者のイメージ(お嬢様)とのプロジェクト内容(学費調達)の相性が悪かった

炎上した失敗例:世界一周したい女子大生|旅行費用集めに批判

出典:https://camp-fire.jp/projects/1458/preview?token=1nnya03h

京都在住の女子大生が「世界一周して各国の子どもたちに夢を書いてもらったスケッチブックをバトンのように繋げたい」と立ち上げたプロジェクトも、大炎上して中止に追い込まれました。

このプロジェクトが炎上したのも、たかまつななさんと同様に「やりたいことと資金の使い道の整合性が取れていない」ということが原因です。

途上国を巡って現地の子ども達に自分の夢を書いてもらうというコンセプトは良かったものの、生活費(93万円)・カメラ代(15万円)・航空券代(18万円)など費用を集めることに批判が集中。さらに、この女子大生がSNSで「一生遊んで暮らしたい」と投稿していることや、プロジェクトページに他人の画像を使用していたことなどが発覚し、さらに炎上が加速しました。

企画自体が良かったとしても、資金の使い道に疑問を抱かれたり、普段の投稿で誤解を与えるようなことを発信してしまうと、起案者に対する信用が下がって失敗してしまうことがよくわかる事例だと思います。

このプロジェクト失敗の「分類」
① 目標金額の未達成
② 企画を実行できず
炎上トラブル発生
このプロジェクト失敗の「原因」
・資金の使い道がプロジェクトの趣旨からズレていた
・自分が世界一周をしたいだけのプロジェクトに見えてしまった
・普段の投稿からも本当にやりたいことに疑問を持たれてしまった

炎上した失敗例:人気YouTuberげんじ|パクリトレース疑惑発覚

出典:https://camp-fire.jp/projects/view/16389

10代の若者を中心に人気のあったファッション系YouTuberのげんじは、初ブランド立ち上げのクラウドファンディングで炎上を経験しました。

原因は幾つかあるようですが、批判を集めたのは「デザイン画のトレース疑惑」です。

ファッションブランドのイメージを伝えるために公開されたデザインのラフ画が、別ブランド「MONKEY TIME」のカタログ写真をトレースと完全一致。げんじさん自身もトーレスしたことを認めて、自身のYouTubeチャンネルで謝罪動画を投稿する事態に発展しました。

最終的には1000名近くの人から300万円以上の支援が集まってブランドは無事にスタートしたようですが、ブランド事業を立ち上げる際の本気度や姿勢が甘かったことを指摘された結果となったのかなと。

このプロジェクト失敗の「分類」
① 目標金額の未達成
② 企画を実行できず

炎上トラブル発生
このプロジェクト失敗の「原因」
・クラウドファンディングに臨む姿勢が甘かった
・自身のブランドにも関わらずデザイナー任せでチェックが漏れていた
・高級マンションに住んでいるのに「お金がないこと」を理由にしていた

炎上した失敗例:令和納豆|生涯無料リターンの没収騒動

出典:https://camp-fire.jp/projects/view/285786

茨城県水戸市で2019年にオープンした納豆ご飯専門店「令和納豆」は、募集終了後のリターン履行に関して大炎上を繰り返しました。

発端になったのは、目玉リターンとして一押ししていた『納豆ご飯セットを一生涯無料で楽しめる永久会員パスポート』です。

この永久会員パスポート(1万円)を購入した支援者は「納豆ご飯セット梅コース(税込660円)」を一生無料で楽しむことができるということで、納豆好きを中心に話題沸騰。合計1100名ほどがこの永久会員パスポートを支援しました

しかし、実際に利用がスタートすると、令和納豆(店舗)側からの「アンケートへの回答が不誠実である」や「無料パスの対象メニュー以外を注文していない」などという一方的な主張が始まり、複数の支援者(永久会員)に対する理不尽なパスポート没収事件が発生します

クラウドファンディングの募集ページでは記載のなかった利用規約を根拠にする不誠実な対応が繰り返されたことで批判が殺到。テレビでも「一生無料を謳った詐欺ではないか」と特集を組まれるほどの大炎上に発展しました。

最終的には、永久会員パスポートを没収された支援者から訴えられた裁判に敗訴。パスポートの返却や裁判費用の支払いなどに応じたのち、賞味期限改ざん疑惑なども浮上し、2021年10月に閉店することになりました。

このプロジェクト失敗の「分類」
① 目標金額の未達成
② 企画を実行できず

炎上トラブル発生
このプロジェクト失敗の「原因」
・事業計画に無理の生じるリターンを設定してしまった
・リターンの支援者に対して不誠実な対応を繰り返してしまった

炎上した失敗例:VRケッコン|関係者への許諾漏れ

出典:http://vigorball.com/project/s/project_id/29

VR技術でゲームアプリ「アズールレーン」のキャラクターとの擬似結婚式を体験できるというプロジェクトは、リターンにも採用していた声優の事務所に正式なオファーを出していなかったことが判明して大炎上。プロジェクトの中止と返金対応となりました。

VR技術でゲームアプリ「アズールレーン」のキャラクターとの擬似結婚式を体験できるというプロジェクトは、リターンにも採用していた声優の事務所に正式なオファーを出していなかったことが判明して大炎上。プロジェクトの中止と返金対応となりました。

しかも、この声優事務所への許諾漏れは「システム上のみ1,100万円の上乗せ表示」という謎の対応の発表によって批判的な意見が集まったことで発覚した経緯があり、余計に炎上が大きく燃え上がることになったようです。

詳細はあまり情報が出ていませんが、企画実行チームのプロジェクト管理体制に不備があったのだと思われます。

このプロジェクト失敗の「分類」
① 目標金額の未達成
② 企画を実行できず

炎上トラブル発生
このプロジェクト失敗の「原因」
・企画実行チームのプロジェクト管理体制に不備があった

持ち逃げの事例:環右金|支援金を着服する詐欺未遂

出典:https://www.muevo.jp/campaigns/2498

弾き語り配信などで人気になっていたVtuberの環右金(たまき うこん)さんは、クラウドファンディングで集まった資金でプロジェクトを実行せずに「着服」していて大炎上しました。

このプロジェクトでは、初めての「弾き語りアルバム制作」をするための費用として資金を募り、2020年8月6日の募集終了までに目標金額50万円を上回る「約85万円」が集まっていました。

しかし、約1年半が経過した2022年3月16日にTwitterで「クラウドファンディング不履行の謝罪と今後の活動について」と題したメッセージ画像を公開。2022年4月までに完成させると約束していたアルバム制作は一切進んでいなかったとのことで謝罪をしました。

本人も認めている通り、リターンの不履行は完全に詐欺行為と言っても過言ではないため、返金対応などを行う結果となりました。

このプロジェクト失敗の「分類」
① 目標金額の未達成
② 企画を実行できず
炎上トラブル発生
このプロジェクト失敗の「原因」
・本人のプロジェクト実行能力が欠如していた
・事務所など周りのサポート体制も不十分だった
・アルバム制作の進捗管理などをまとめるチームがなかった

行政の失敗事例:和歌山県和歌山市|支援金の使い道に疑念浮上

出典:https://www.furusato-tax.jp/gcf/306

個人事業主や営利法人だけでなく「行政」にもクラウドファンディングで炎上をした事例があります。2018年に和歌山県和歌山市が「動物愛護センター建設」を目指して募集したふるさと納税型のクラウドファンディングです。

このプロジェクトでは、1,464名から2,400万円以上の支援が集まった(直接届けられた寄付金と合わせると合計2,790万円以上)のですが、その資金が動物愛護のために使われていないとの疑惑が浮上。

2020年9月に和歌山市議会で「印刷製本費・自動車保険料・火災保険料など募集要項とは異なる用途で使われているのではないか」と指摘されてたことを契機に、寄付金の管理や施設の運営まで極めてずさんな態勢が次々と発覚してしまいました。

最終的には市長自らが会見で謝罪。しかしながら、行政がクラウドファンディングで集めた資金を不明瞭な用途に使ってしまった疑惑自体が信用を失墜させてしまったと思われます。

このプロジェクト失敗の「分類」
① 目標金額の未達成
② 企画を実行できず

炎上トラブル発生
このプロジェクト失敗の「原因」
・行政の職員に「ふるさと納税型クラウドファンディング」の理解が乏しかった

トラブルの事例:シューティングゲーム『スチームパイロッツ』|持ち逃げ

出典:https://www.makuake.com/project/msart_games/

PC向け縦スクロール型オンラインシューティングゲーム『スチームパイロッツ』の開発資金を集めていたこちらのプロジェクトでは、実行者の古川もとあき氏(元コナミ所属/作曲家)が制作チームに開発費を支払っていなかったことが発覚。炎上する事態となりました。

古川氏を中心としたプロジェクトチームは、オンラインゲームなどの開発を手掛ける株式会社ピクセルに制作を依頼。しかし、計2回のクラウドファンディングで1,000万円以上を集めていたにも関わらず、2019年6月の制作に着手以降、2022年1月まで一切の支払いがなかったということで裁判に発展しています。

結果的に、株式会社ピクセルは2022年1月に開発から離脱。製作費同年3月からは別のプログラマーによって開発が再開していることがアナウンスされていますが、執筆している2022年9月下旬時点でも、ゲームが正式リリースされた報告は確認できていない状況です。

この問題において、株式会社ピクセルは「口頭で」ゲーム制作依頼を引き受けており、クラウドファンディングやゲームリリース後の「利益折半」の条件で合意。そのあやふやな契約がトラブルの原因だったと思われます。

このプロジェクト失敗の「分類」
① 目標金額の未達成
企画を実行できず
炎上トラブル発生
このプロジェクト失敗の「原因」
・実行チームと制作チームの間で正式な契約内容を取り決めていなかった

トラブルの事例:オンラインゲーム『Midora』|開発予算が足りず返金対応

出典:https://www.kickstarter.com/projects/epicmindsinc/midora-0

同じようにゲーム開発費用を募った失敗事例として、世界最大のクラウドファンディングサイト「Kickstarter」におけるプロジェクトも紹介します。

2Dアクションアドベンチャーゲーム『Midora』は、2014年春にクラウドファンディングを実施。3,359名から7万3,470ドル(約740万円:当時レート)を達成して開発をスタートしました。

しかし、2015年中旬に資金の枯渇に直面。予算を集めるために奔走するものの、2016年初頭にプロジェクトの中止を決定し、支援者からの返金要求を受け付けることを発表しました

結果的には返金を求める声はほとんどなかったようですが、プロジェクトが予定通りに実行できなかった点で失敗事例とさせていただきます。(ただし、このチームの対応はとても誠実だったと思います)

このプロジェクト失敗の「分類」
① 目標金額の未達成
企画を実行できず
③ 炎上トラブル発生
このプロジェクト失敗の「原因」
・プロジェクトの予算を過小評価していた
・軌道を乗せるまでの投資家を見つけられなかった

裁判沙汰の事例:限定トランプ『Asylum Playing Cards』|払い戻し命令

出典:https://www.kickstarter.com/projects/213177064/asylum-playing-cards

2012年に世界最大のクラウドファンディングサイト「Kickstarter」で募集されたプロジェクトは、裁判によって初めて「払い戻し命令」が下された事例です。

アメリカのAltius Management社は、レトロホラーデザインの限定トランプを作るというプロジェクトを公開。810名から2万5,146ドル(約200万円:当時レート)を集めました。

しかし、発送期日としていた2012年12月を過ぎても支援者の元にトランプが届くことはなく、2013年7月以降、Altius社および責任者Ed Nash氏との連絡が取れない状態になってしまいました

その後、支援者からの訴えによりワシントン州裁判所が「払い戻しと罰金」を決定。Altius社には合計5万ドル以上の請求が実施されました。

ちなみに、クラウドファンディングの起案者に対して「払い戻し命令」が下されたのは、このプロジェクトが世界で初めてだったと言われています。

このプロジェクト失敗の「分類」
① 目標金額の未達成
企画を実行できず
炎上トラブル発生
このプロジェクト失敗の「原因」
・リターンを支援者に発送できなかった(制作体制の問題)
・責任者が音信不通になるなど対応が不誠実だった

クラウドファンディング失敗の「原因」は?

ここまでクラウドファンディングの失敗例を紹介してきましたが、これらのプロジェクトの「失敗の原因」として共通するものは下記の通りです。

① 目標金額を達成できなかった原因は?

・プロジェクト自体の魅力が乏しい(企画力不足)
・支援したくなるリターンが用意されてない(商品力不足)
・支援者のニーズを汲み取れていない(マーケティング不足)
・プロジェクトページの作り込みが甘い(ページの質が低い)
・プロモーションにリソースを割いていない(拡散の認識不足)

② プロジェクトを実行できなかった原因は?

・プロジェクト実行能力がない(チーム体制が整っていない)
・プロジェクトの実行計画が甘い(スケジュール管理能力が低い)
・そもそも資金を持ち逃げしようとしていた(詐欺疑惑の企画)

③ クラウドファンディングで炎上した原因は?

・集めた資金を私利私欲に使用していた
・支援者に対して不誠実な対応を取ってしまった
・著作権問題や遅延などリターン内容に問題があった
・お金の使われ方の詳細に不審な点があった(用途不明)

余談:クラウドファンディングの炎上は少ない!?

ちなみに、この記事では数多くの失敗例を取り上げましたが、クラウドファンディングの炎上事例自体はかなり珍しいものです。

具体的なデータはありませんが、過去に大炎上した言えるプロジェクトも数えられる程度しかありませんし、炎上事例自体が年々減少している印象を持っています。

また、業界最大手のCAMPFIREでは、プロジェクトオーナーの横領・拐帯、倒産によるリターンの不履行といった一定の条件を満たす場合に「支援金額80%上限で支援者様に保証金を支払う」という CAMPFIRE あんしん支援保証 を提供しています。

炎上やリターン不履行で支援者が一方的に損失を受けないように始まった制度で、特別な費用を支払うことなく保証を受けることが可能となっています。

りょうかん

安心してクラウドファンディングに支援できるように、年々「支援者保護」の環境整備は進んでいます!

だからこそ、プロジェクトオーナーも誠実な対応で応えていきましょう!

クラウドファンディングで失敗を避ける方法は?

では、クラウドファンディングにおいて失敗を避けるための方法はあるのでしょうか?

それは【 失敗の原因 】を取り除くことができれば可能です。

例えば、

◉ 支援したくなるリターンが用意されてない
→ 市場調査やニーズ調査を実施して求められるリターンを打ち出しましょう

◉ プロジェクトページの作り込みが甘い
→ 画像の作り込みや読みやすい文章を書くなどの工夫をしましょう(参考記事

◉ プロジェクト実行チームが整っていない
→ ひとりで実施できないのであれば必要な人材をチームに引き入れましょう

◉ 支援者に対して不誠実な対応を取ってしまった
→ 支援金額ではなく「支援者を集める」という意識で取り組みましょう

などのように対策することができます。

しかし、実際にすべてを自力で対策するのは簡単ではありません

クラウドファンディングに臨むときには、事業の立ち上げ準備や他の資金調達の調整、チームメンバーのマネジメントなど、やるべきことがたくさんあるからです。中には副業で取り組んでいるために時間自体を確保しづらい人もいると思います。

そこで、オススメなのが

「クラウドファンディングのプロへ相談すること」

です。

僕のような CAMPFIREパートナー に相談すれば、

・豊富なノウハウを持っているプロのアドバイスを受けられる
・パートナー制度のおかげで「無償」で相談に乗ってもらえる
・失敗しやすい罠を事前に避けるための対策を提案してくれる
・支援の集まりやすいプロジェクトページ作成を伴走もらえる
・公開後のプロモーション告知のための戦略を提案してくれる

などの専門的なサポートをしてもらうことができます。(パートナーによってサポート内容は異なります)

プロと呼べる専門家を頼ることで、クラウドファンディングを成功できる確率がグンッと高まりますので、挑戦するのであればぜひ事前に相談するようにしてみましょう!

りょうかん

とにかく【無償】で相談できることが最大のメリットです!!

・自分でも成功できるのか不安がある
・客観的に自分の企画に意見がほしい
・何から始めていいのかもわからない

など、どんな相談でも大丈夫ですので、ぜひ気軽に 公式ライン まで連絡してみてください!

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まとめ:クラウドファンディングの成功率を高めるやり方

というわけで、この記事では「クラウドファンディングの失敗例」をまとめてきました。

有名人でも失敗することや、支援が集まっても炎上してしまう事例があることが、伝わったのではないでしょうか。

一方で、過去の失敗事例に共通する原因を分析することで「失敗しないための対策」に取り組むことも可能です。

つまり『失敗の原因をすべて取り除くこと』ができれば失敗しません。

そして、最も簡単に成功率を高める方法は、

失敗原因を取り除く対策を熟知しているクラウドファンディングのプロに相談すること

です。

これからクラウドファンディングに挑戦する人は「事前に無料相談すること」を絶対に覚えておきましょう!

りょうかん

繰り返しになりますが「相談は無料で出来る」ので、ぜひ気軽に連絡いただけると嬉しいです!

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