All-In方式とAll-or-Nothing方式のメリット・デメリットは?クラウドファンディング募集方式の違いを解説します
クラウドファンディングの募集方式の「All-In」と「All-or-Nothing」について詳しく解説します。それぞれの違いや選び方なども説明しているので、参考にしてもらえると嬉しいです。
この記事では
「クラウドファンディングの募集方式」
について「All-In方式」と「All-or-Nothing方式」の特徴や違いを解説しています。
プロジェクトに最適な募集方式を選んでページ作成をスムーズに進めましょう。
All-In型(オールイン)
・目標金額を達成しなくても集まった資金を受け取れる方式
・終了時点で支援されたリターンは必ず履行する必要がある
・目標達成の可否に関わらずプロジェクト実行の義務は生じる
All-or-Nothing型(オールオアナッシング)
・目標金額を達成した場合のみ集まった資金を受け取れる方式
・目標金額を達成した場合のみリターンの履行義務が生じる
・目標金額を達成しなかった時点で集まった資金は返金される
というわけで、はじめまして!
クラウドファンディングコーディネーターの りょうかん です!
この記事では、CAMPFIRE公式パートナーとして毎月複数のプロジェクトを成功に導いている僕が、この記事の解説をしていきます!
クラウドファンディングの募集方式は2種類ある
クラウドファンディングの募集方式は下記の2種類です。
・All-In方式
・All-or-Nothing方式
この2種類の募集方式の特徴と違いをお伝えしていきます。
All-In方式とは?|特徴・メリット・デメリット
All-In方式とは、目標金額を達成しなくても集まった資金を全額受け取れる方式です。
サイトによって「実行確約型」「ダイレクトチャレンジ方式」と呼ばれることもあります。
- All-In方式の特徴
- ・期間中に集まった金額が全額受け取れる
・目標金額を超えた場合も全額受け取れる
・集まった達成金額に対して手数料がかかる
- All-In方式のメリット
- ・目標達成しなくても支援全額を受け取れる
・新規商品やサービスのプロモーション目的で利用しやすい
- All-In方式の注意点
- ・支援されたリターンは必ず履行する義務がある
・支援金額に関わらずプロジェクトを実施する必要がある
All-In方式はこんな人にオススメ!
■ すでにプロジェクトの実行できると決まっている人
■ 製造決定している新商品のプロモーションをしたい人
ちなみに、「Makuake」や「CAMPFIRE」では、All-In方式を利用する人が多いです。
目標金額100万円で挑戦する場合(All-In方式)
達成金額が「80万円」だったら・・・
✔︎ 集まった支援金額をすべて受け取ることができる
✔︎ 最終的な達成金額に対してプラットフォーム手数料が発生する
✔︎ リターンを必ず履行する義務が発生する(リターン実施必須)
✔︎ プロジェクトは進めなければならない(プロジェクト実行)
✔︎ 関わった人たちの中で「達成しなくて悲しい」という残念ムードが広がる
達成金額が「120万円」だったら・・・
✔︎ 集まった支援金額をすべて受け取ることができる
✔︎ 最終的な達成金額に対してプラットフォーム手数料が発生する
✔︎ リターンを必ず履行する義務が発生する(リターン実施必須)
✔︎ プロジェクトは進めなければならない(プロジェクト実行)
✔︎ 関わった人たちの中で「達成しておめでとう」というお祝いムードが生まれる
All-In方式の場合、達成金額による大きな違いはありません!
強いて異なる点を挙げると、目標金額を達成したかどうかで「関係者のモチベーション」が大きく変わってしまうことです!
All-or-Nothing方式とは?|特徴・メリット・デメリット
All-or-Nothing方式とは、目標金額を達成した場合のみ資金を受け取れる方式です。
サイトによって「目標達成型」「オールオアナッシング方式」と呼ばれることもあります。
- All-or-Nothing方式の特徴
- ・目標金額を達成した場合のみ支援金額を受け取れる
・目標金額を超えた場合は支援金額を全額受け取れる
・目標金額を達成しなかった場合はキャンセルされる
・目標金額を達成しないとリターン履行の義務がない
・目標金額を達成した場合のみ達成金額に手数料がかかる
- All-or-Nothing方式のメリット
- ・目標金額を達成できなかった場合、リターンを履行しなくて良い
・目標金額を達成できなかった場合、プロジェクトの実行義務なし
・支援の少ない場合に負債を抱えるリスクを最小限にできる
・テストマーケティングとして市場の需要のリサーチにも使える
- All-or-Nothing方式の注意点
- ・達成しなかった場合には、決済はキャンセルされて返金される
・達成失敗したときに支援してくれた人を悲しませる可能性がある
All-or-Nothing方式はこんな人にオススメ!
■ 目標金額を達成できないとプロジェクトを実行できない人
例:ライブの会場レンタル代など損益分岐点がある
例:商品製造する際の最小発注個数が決まっている
■ 自分を背水の陣に追い込んでプロモーションを頑張りたい人
例:達成できるかギリギリの目標に向かって支援者と一緒に盛り上がりたい
ちなみに、「READYFOR」では原則All-or-Nothing方式の利用が推奨されています。
目標金額100万円で挑戦する場合(All-or-Nothing方式)
達成金額が「80万円」だったら・・・
✔︎ 集まった支援金額は全額返金される
✔︎ プラットフォーム側に対する手数料は発生しない
✔︎ リターンの履行をする必要がない(リターン実施不要)
✔︎ プロジェクトは進めなくてもOK(プロジェクト実行不要)
達成金額が「120万円」だったら・・・
✔︎ 集まった支援金額をすべて受け取ることができる
✔︎ 最終的な達成金額に対してプラットフォーム手数料が発生する
✔︎ リターンを必ず履行する義務が発生する(リターン実施必須)
✔︎ プロジェクトは進めなければならない(プロジェクト実行)
All-or-Nothing方式の場合、目標金額を達成できるかどうかで天地の差が生まれます!
何がなんでも達成できるように告知やプロモーションを頑張りましょう!
まとめ:自分のプロジェクトに適した募集方式を選んでクラウドファンディングに挑戦しよう!
というわけで、クラウドファンディングの募集方式「All-In」と「All-or-Nothing」の特徴や違いをまとめると下記の通りです。
All-in型(オールイン)
・目標金額を達成しなくても集まった資金を受け取れる方式
・終了時点で支援されたリターンは必ず履行する必要がある
・目標達成の可否に関わらずプロジェクト実行の義務は生じる
All-or-Nothing型(オールオアナッシング)
・目標金額を達成した場合のみ集まった資金を受け取れる方式
・目標金額を達成した場合のみリターンの履行義務が生じる
・目標金額を達成しなかった時点で集まった資金は返金される
それぞれの募集方式の違いを理解しながら、プロジェクトの企画を進めてください!
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