【準備】クラウドファンディングのページ作成着手する前に実施すべき必須項目4選!
クラウドファンディングに挑戦したいと思った際に「プロジェクトページ作成の着手前に準備するべきこと」について詳しく解説します。ページ作成を始めても公開まで到達できない人も多数います。ぜひしっかり準備してプロジェクト公開に向かって進めていきましょう!
この記事では、クラウドファンディングに挑戦する際の
「ページ作成着手前の準備」
について、累計100件以上のプロジェクト立ち上げをサポートしてきた、CAMPFIREパートナーの りょうかん が解説します。
プロジェクトページを作り始める前にやるべき必須項目は下記の通り。
- クラファン実施の「目的」を明確にしよう!
- プロジェクトの「6W・3H・1R」を書き出そう!
- 公開に向けた「スケジュール目標」を決めよう!
- ひとりで抱えずに「経験者に相談」をしよう!
クラウドファンディングのページ作成に着手する前にやるべきことは?【準備は超重要です】
クラウドファンディングに挑戦しようと思った人が必ず取り組まなければならないのが「ページ作成」です。しかし、闇雲にページ作成を始めてしまうと途中で心が折れてしまう人も・・・
そこで、これまで累計100件以上のクラウドファンディング立ち上げをサポートしてきた経験をもとに「ページ作成をスムーズに進めるために実施しておくべきこと」を紹介していきます。
① クラウドファンディング実施の「目的」を明確にしよう!
一番大事なのが「目的を明確にすること」です。
目的が明確になっていないことで空中分解するプロジェクトを多々見てきました。
クラウドファンディング実施の【 目的 】としてよくある例を挙げてみると、
・必要な資金を調達したい
・新しい商品(サービス)を先行販売したい
・自社商品(サービス)の認知向上をしたい
・開業する店舗にファンを作りたい(顧客獲得)
・店舗開業前にプロモーションをしたい
・イベントの告知集客のツールとして活用したい
・クラファン自体に興味があって挑戦したい
など。上記の以外もあり得えますが、とにかく「自分の目的」を明確にしておくことが非常に重要です。
ページ作成を進める中で「そもそも何でクラウドファンディングをやろうと思ったんだっけ?」や「やるべきことの中で何を優先するべきなんだっけ?」と悩む場面が出てきます。
そのときに立ち返るべき旗印・原点として【 目的 】を決めておくと、自分たちの進むべき方向を見失わずに公開までページ作成を進めていくことができるはずです!
僕自身がサポートするときにも「今回のクラウドファンディングで達成するべきゴール(=目的)はなんでしたっけ?」と何度も確認することがあります。
目的が明確になっていないとフワフワな状態で公開することになるため、達成金額も期待したほど伸びないことが多いです!
一番最初に「目的」をハッキリ決めましょう!!
② プロジェクトに関する「6W・3H・1R」を書き出しておこう!
次に実施すると良いのが「プロジェクトの “ 6W・3H・1R ” を書き出しておくこと」です。
これらの項目を事前にまとめておくことで、企画の検討漏れ事項を確認できるだけでなく、プロジェクトページ作成もスムーズに進めていくことができます。
具体的に【 6W・3H・1R 】とは以下の通り。
・What (何を)【 計画 】
・Why (なぜ)【 動機 】
・Who (誰が)【 自己紹介 】
・Who (誰と)【 チーム紹介 】
・When (いつ)【 スケジュール 】
・Where (どこで)【 場所 / 拠点 】
・How much (何円を)【 目標金額 】
・How many (何人で)【 支援者数 】
・How to use (用途は)【 資金の使い道 】
・Return (返礼品は)【 リターン 】
それぞれの項目のより詳しく説明も載せておきます。
この内容を参考にプロジェクトの骨子を整理しておきましょう!
■ What (何を)【 計画 】
→ このプロジェクトで “何を” やるのか
→ 何を伝えるためにクラウドファンディングをするのか
■ Why (なぜ)【 動機 】
→ このプロジェクトを “なぜ” やるのか
→ なぜクラウドファンディングで支援を呼びかけるのか
■ Who (誰が)【 自己紹介 】
→ このプロジェクトは “誰が” やるのか
→ 誰が発起人となってクラウドファンディングを立ち上げたのか
→ プロジェクトの中心人物である自分は何者なのか(バックボーン)
■ Who (誰と)【 チーム紹介 】
→ このプロジェクトを “誰と” 一緒に進めるのか
→ プロジェクトを実施するチームにはどんな人たちがいるのか
→ クラウドファンディングを通じて巻き込んでいく人たちはいるのか
■ When (いつ)【 スケジュール 】
→ このプロジェクは “どんなスケジュール” で進めるのか
→ クラウドファンディングの「開始」と「終了」の時期はいつなのか
→ リターン履行やプロジェクト実行のタイミングはいつ頃になるのか
■ Where (どこで)【 場所 / 拠点 】
→ このプロジェクトは “どこ” で実施されるのか
→ 実施する物件や拠点・場所は決まっているのか
■ How much (何円を)【 目標金額 】
→ このプロジェクトでは “何円ぐらい” を集めたいのか
→ 集めたい目標金額はどのくらいなのか
■ How many (何人で)【 支援者数 】
→ このプロジェクトでは “何人ぐらい” を集めたいのか
→ 集めたい支援者数はどのくらいなのか
■ How to use (用途は)【 資金の使い道 】
→ 集めた金額を “どのような費用” として使うのか
→ クラウドファンディングで募りたい資金の使い道はなんなのか
■ Return (返礼品は)【 リターン 】
→ どのようなものを “リターン(返礼品)” として考えているのか
→ リターンのアイデア(案)をリストアップできているか
ちなみに、リターン(返礼品)に関しては【 6P 】を網羅するように考えるとスムーズです。
・Product(どんなリターン / 内容)
・Persona(誰に向けて / 支援者像)
・Price(いくらで / 金額)
・Pieces(何個 / 数量限定の有無)
・Phrase(言い回し / 表現)
・Photo(画像 / 写真)
■ Product(どんなリターン / 内容)
→ 該当リターンはどんな内容ですか?端的にわかりやすく一言で説明してみよう
■ Persona(誰に向けて / 支援者像)
→ 該当リターンをどんな人が支援してくれそうか?具体的にイメージしてみよう
■ Price(いくらで / 金額)
→ 該当リターンの金額は何円に設定しますか?仮で良いので決めてみよう
■ Pieces(何個 / 数量限定の有無)
→ 該当リターンは無制限に用意しますか?数量限定で設定しますか?
■ Phrase(言い回し / 表現)
→ 支援したくなるような表現・伝え方はないか?訴求ワードを考えてみよう
■ Photo(画像 / 写真)
→ イメージの伝わる写真は用意できるか?わかりやすいリターン画像は作れるか?
ページを作りながら決めていっても問題はありませんが、事前に「6W・3H・1R 」と「リターン6P」を考えておけると非常にスムーズです。
もちろん、事前に決めたものを途中で修正するのはOKです!
ひとまず企画を可視化させる叩き台として書き出してみましょう!
③ 公開に向けた「スケジュール目標」を決めておこう!
クラウドファンディング実施しようと思っても、ページを作っている中で「めんどくさいな…」「大変だな…」という気持ちが強くなってきてズルズルとやらなくなる人もいます。
そういう状況を生み出さないためにも【 スケジュール目標 】を決めておきましょう。
大事なのは
- 仮決めでいいから日程を決めてしまうこと
- 小さな目標を達成して満足感を増やすこと
- 公開日から逆算して行動計画を考えること
です。これらを意識してスケジュール目標を決めてみてください。
決めるべき項目は自由に決めてもらってOKですが、以下のあたりの目標期日を決めておくとスムーズに進められるかなと。(特に決めておくべき項目には「星印」を付けてます)
・プロジェクトの「6W・3H・1R」を書き出す(企画を整理する)
・リターンアイデアを書き出す(各リターンの6Pをまとめる)
・友人や知人にクラウドファンディング実施を伝え始める(宣言をする)
・専門家に相談をする(なるべく早いタイミングが好ましい)
・ページ作成に着手し始める(いつから作り始めるのか)
・本文の文章を書き始める(書き始める日を決めておく)
・画像系の作成を始める(デザイナーへの発注も含めて)
★ 初回申請をいつ出すか(いつまでに申請を出すか)
★ 公開日をいつにするか(いつ公開させるのか)
スケジュール感を整理しておくことで、プロジェクトページの作成もかなり円滑に進んでいきます!
「完成したら公開する」では完成しないことも多いです。とにかく「いつまでに完成させてスタートするのか」を決めて、逆算で準備を進めていきましょう!
④ ひとりで抱え込まずに「経験者や専門家に相談」をしよう!
そして、プロジェクトページを作り始める前に「経験者や専門家に相談してみること」も非常に大切な要素です。自分ひとりで悶々と考えていると失敗の沼にハマってしまう上に、悩んでいる時間は何も進まずに無駄になってしまいます。
何から始めたらいいのか、どんな失敗の可能性があるのか、企画自体の改善点はないのか、などなど、経験者や専門家に話を聞いて損することは一切ありません!!
何事においても「一度経験したことのある人のアドバイスには価値がある」のは鉄則です。
かく言う僕自身も、クラウドファンディングのプロとして過去に100件以上のプロジェクトをサポートしてきました。やはり経験を積めば積むほど精度も上がることを痛感しています。
そして、CAMPFIREには、追加の費用負担なしで僕のようなクラウドファンディングのプロに伴走してもらえる【パートナー制度】があります。無料で相談できる制度になっているので、ぜひプロジェクトページ作成を始める前に「CAMPFIREパートナー」に相談をしてみましょう!
とにかく【無償】で相談できるのが最大の魅力ですので、不安に感じたらプロを頼ってみましょう!
僕自身も CAMPFIREパートナー として活動しているので、気軽に 公式ライン で連絡してもらえると嬉しいです。
身近に CAMPFIREパートナー や何度も挑戦したことのある人がいれば、僕以外でもぜひ相談してみることを強くオススメしておきます!
まとめ:スムーズにページ作成を進めていこう!
というわけで、
プロジェクトページを作り始める前にやるべき必須項目は下記の通りです。
- クラウドファンディングの「目的」を明確にする
- プロジェクトに関する「6W・3H・1R」を書き出す
- 公開に向けた「スケジュール目標」を決めておこう
- ひとりで抱えず「経験者や専門家に相談」をする
これらを準備してからページ作成に着手するとスムーズに進めていけるはず!
しっかり公開してプロジェクトを成功させていきましょう!
なお、他にもページ作成の参考になる記事をご用意してます。
クラウドファンディングに挑戦するときの参考にしてみてください!
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