【簡単解説】クラウドファンディングとは?わかりやすく簡単に仕組みや歴史を解説します
この記事では
「クラウドファンディングってそもそも何なの?」
という方に向けて「クラウドファンディングの基本的な仕組みや歴史」を、わかりやすく解説していきます。
というわけで、はじめまして!
クラウドファンディングコーディネーターの りょうかん です!
当サイトを運営しながら、CAMPFIREの公式パートナーとして毎月複数の起案相談に乗ってプロジェクトを成功に導くサポートをしています!
この記事の執筆時点で通算1.6億円以上の調達に貢献してきました。(2024年1月末時点)
クラウドファンディング(CrowdFunding)とは?
クラウドファンディングとは、「Crowd(群衆)」×「Funding(資金調達)」を組み合わせた造語です。
一般的には「インターネットを通じて不特定多数からプロジェクトに必要なお金を募る仕組み」を指しており、自分の活動や夢を発信することで想いに共感した人や応援したいと思ってくれた方から必要な資金を募ります。
「横文字でカッコいいけどよくわかんないんだよね・・・」
という人もいるかもしれませんが、起案者(=販売者)の商品やサービスに対して、共感したり欲しいと思った人(=支援者)が応援購入する、というものなので、言ってしまえば
オンラインショップ
とほぼ同じです。
先行販売/予約販売のオンラインプラットフォームと思っておけばOKです。
クラウドファンディングの歴史は?【世界や日本での始まりなど】
「クラウドファンディング」という言葉自体は、2000年代にインターネットの普及し始めたアメリカで誕生したと言われてます。代表的なプラットフォームとしては『 Indiegogo 』や『 Kickstarter 』などがあります。
そうして市場が徐々に拡大していく中で、2011年3月には日本初のクラウドファンディングサービス『 Readyfor 』が、同年6月に『 CAMPFIRE 』がリリースされました。
2011年は 東日本大震災 の発生した年だったこともあり、復興支援のプロジェクトを中心に日本国内でも認知が拡大。資金調達方法というよりは「新たな寄付の仕組み」として広まっていったのが日本独自の特徴です。
ちなみに、「クラウドファンディング」は2000年代以降の新しい言葉ですが、
・不特定多数の人から資金を募る
・その資金でなにかを実現させる
という手法自体は古くから存在していました。
日本では「寺院の改修や仏像の新造などの費用」を庶民から集める【 勧進 】などもその一例として知られています!よく神社の提灯や石灯籠に名前が入っているアレです!
海外のアート分野でも作品の保存などに寄付を募る取り組みが行われていますね!
クラウドファンディングの種類って?【ざっくり3種類ある】
もしかすると初めて知るという方もいるかもしれませんが、クラウドファンディングは3種類存在しています。
❶ 購入型:モノやサービス、体験などの商品を「リターン」として販売する(購入できる)
❷ 寄付型:対価性のないリターンを設定できて集めた資金を「寄付金」として受け取れます
❸ 金融型:融資型や株式投資型など「金融の仕組み」を利用して資金を募ることができる
とは言え、一般的に「クラウドファンディング」と呼ばれているのは購入型を指すことが多いので、他の種類はほとんど目にする機会がないかもしれません。
中にはもっと細かく分類する人もいるので、参考程度に載せておきます!
・購入型
・寄付型
・ふるさと納税型( ≒ 寄付型)
・融資型( ≒ 金融型)
・ファンド型( ≒ 金融型)
・株式投資型( ≒ 金融型)
・不動産投資型( ≒ 金融型)
です。全部覚える必要はないのでシンプルに3種類で伝えてます!
より詳しく知りたい方は「クラウドファンディングの種類って?タイプ別に主要サイトを紹介します」を合わせて読んでみてください。
この記事では、利用する人の多い「購入型クラウドファンディング」についてもう少し詳しく紹介していきます。
購入型クラウドファンディングは「性質」で分けるとわかりやすい!
購入型クラウドファンディングのプロジェクトには
⒈ 自己実現系(応援を促すタイプ)
:やりたいことや夢の実現のためにチャレンジする系タイプのプロジェクト
➡︎ 共感を集めやすい
⒉ 広告宣伝系(購入を促すタイプ)
:サービスや商品をプロモーションしながら販売するタイプのプロジェクト
➡︎ 金額を集めやすい
の2つの性質があります。(濃淡の差はあるものの、全てのプロジェクトに両方の性質がある)
自己実現系のプロジェクトでは「応援」を集められるように、広告宣伝系では「購入」を促せるように、本文やリターンを考えてページ作成を進めていきましょう。
クラウドファンディングコーディネーターとして活動している僕ですが、どちらかと言うと「自己実現系」のプロジェクトを得意にしています!
募集方式には「All-in型」と「All-or-Nothing型」の2種類ある!
募集方式は
All-in型
・目標金額を達成しなくても集まった資金を受け取れる
・終了時点で支援されたリターンは必ず履行する必要がある
・目標達成の可否に関わらずプロジェクト実行の義務は生じる
All-or-Nothing型
・目標金額を達成した場合のみ集まった資金を受け取れる
・目標金額を達成した場合のみリターンの履行義務が生じる
・目標金額を達成しなかった時点で集まった資金は返金される
の2種類あります。
プラットフォームによっては「All-in型」を採用していないこともありますが、それぞれのプロジェクトの内容に合った方式を選ぶようにしてください。
余談:クラウドファンディング市場って伸びてるの?
ここからは完全に余談ですが、「クラウドファンディングの市場規模」ってどのくらいか調べてみました。
2022年8月に公表された矢野経済研究所の調査によると、2022年度におけるクラウドファンディング国内市場規模(見込)は過去最高の「約1,909億円」程度とのことで、前年度比16.3%増と予想されています。
なお、この市場規模はふるさと納税型を除いた全ての型の総額で表示されています。2020年度はコロナ関連のプロジェクトが増加したことで市場規模も拡大しましたが、2021年度は減少傾向の見込みです。
一般社団法人日本クラウドファンディング協会の報告書によると、購入型のクラウドファンディングに絞った市場規模は2020年に急激に伸びているようです!(約501億円規模)
購入型のクラウドファンディングは今後もますます伸びていくことが予想できます!
【まとめ】クラウドファンディングに挑戦してみよう!
以上。基本的な仕組みや歴史のまとめでした。
カタカナばかりが並んで難しく感じるかもしれませんが、基本的には【 予約販売特化型のオンラインショップ 】だと思っておけば大丈夫です。
もちろん開設しただけ(公開しただけ)では支援(購入)が集まる訳ではありません。
ですが、少額からでもやってみると「あぁこういうものなのか」とわかってくると思うので、興味のある人は小さなステップから始めてみることをオススメします。
いきなり立ち上げるハードルが高い人は「支援する側」を何度か経験してみるのがベターです!
実際に「過去に支援経験のある人の方が成功率は高い」というデータもあるので、知り合いや地元のプロジェクトがあれば支援してみましょう!
もしかすると「何から始めていいかわからない」と感じて手が動かなくなる人もいるでしょう。
でも、そこがスタートラインです。
まずは当ブログを参考にページを作ってみてください!あなたの挑戦を応援しています!
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