クラウドファンディング失敗の共通点10選!【累計1万件分析したプロの解説】
失敗するクラウドファンディングの「共通点」をまとめました。累計1万件以上のプロジェクトを分析した僕が、失敗あるあるを10個ほど紹介しています。共通する失敗要因を理解して「成功するための秘訣」の参考にしてみてください。
この記事では、
「クラウドファンディング失敗の共通点」
をまとめています。累計1万件以上のプロジェクトを分析した中でわかった「クラウドファンディング成功に必要な秘訣」も紹介しています!
ぜひクラウドファンディング挑戦の参考にしてみてください。
というわけで、はじめまして!
クラウドファンディングコーディネーターの りょうかん です。
無料で豊富なノウハウを提供する「CAMPFIREパートナー」としてクラウドファンディングを成功させたい方をサポートする活動しています!(無料相談はこちらから)
主要なクラウドファンディングサイトで実施された累計1万件以上のプロジェクトを独自集計し、さまざまな統計データも公開してきました。
統計データを参考にしたい方は下記のリンクからご覧ください!
» 主要プラットフォーム別の「月間統計データ」はこちら!
» 2022年版!CAMPFIREの「詳細統計データ」はこちら!
なお、クラウドファンディングの失敗事例14選もまとめているのでこちらも合わせてご覧ください。
- クラウドファンディング(CrowdFunding)とは?
- 目標金額が未達成で終わった場合、失敗したプロジェクトで集まった支援金はどうなる?
- 失敗するクラウドファンディングの共通点10選【失敗の原因】
- ① クラウドファンディングへの理解が乏しい|リサーチ不足・分析不足
- ② プロジェクトの内容がイマイチである|自分本位・支援者目線の欠如
- ③ 起案者の素性が明らかになっていない|信頼度の低さ・安心できない
- ④ プロジェクトページ作成の作り込みが甘い|わかりにくい・画像不足
- ⑤ リターン設計を考え抜いていない|魅力不足・数の多さ・コスト計算
- ⑥ 目標金額が高すぎる|低い達成率はバンドワゴン効果が逆に発動する
- ⑦ 募集期間が長すぎる|中だるみ期間の告知疲れ・支援者の熱量の低下
- ⑧ 公開直前の根回し営業が足りていない|事前告知の重要性の認識不足
- ⑨ マーケティング施策が不十分である|告知不足・プロモーション不足
- ⑩ 自分ひとりで挑戦をしている|協力者不在・客観的アドバイザー不在
- クラウドファンディングの失敗事例から学べること
- クラウドファンディング成功させる秘訣7選
- まとめ:クラウドファンディング「失敗の共通点」から学んで「成功」に向けて挑戦していこう!
- りょうかんにクラウドファンディングの相談をしよう
クラウドファンディング(CrowdFunding)とは?
クラウドファンディングとは、「Crowd(群衆)」×「Funding(資金調達)」を組み合わせた造語です。
一般的には「インターネットを通じて不特定多数からプロジェクトに必要なお金を募る仕組み」を指しており、自分の活動や夢を発信することで想いに共感した人や応援したいと思ってくれた方から必要な資金を募ることができます。
詳しくは「【簡単解説】クラウドファンディングとは?」をご覧ください。
目標金額が未達成で終わった場合、失敗したプロジェクトで集まった支援金はどうなる?
クラウドファンディングには「All-In方式」と「All-or-Nothing方式」の2種類の募集方式があります。(それぞれのメリット・デメリットはこちらの記事で紹介しています)
選ぶ募集方式によって目標金額が未達成に終わったときの支援金の取り扱いは異なります。
All-In方式(オールイン)の場合
- 期間中に集まった金額が全額受け取れる
- 目標金額を超えた場合も全額受け取れる
という特徴があるので、
目標金額に届かなかった場合でも、最終的に集まった支援金額をすべて受け取ることができます。
逆に言えば、支援者が1人だけでもリターン履行やプロジェクト実行をする義務が発生するので、その分だけ支援を募るときの責任は大きくなるので注意しましょう。
All-or-Nothing方式(オールオアナッシング)の場合
- 目標金額を達成した場合のみ支援金額を受け取れる
- 目標金額を達成しなかった場合はキャンセルされる
という特徴があるので、
目標金額に届かなかった場合には、1円たりとも支援金額を受け取ることができません。
逆に、リターン履行やプロジェクト実行の義務も発生しないので、成功・失敗がはっきりと分かりやすいという利点もあります。
» クラウドファンディング募集方式の違いを詳しく知りたい方はこちら|All-In方式とAll-or-Nothing方式のメリット・デメリットは?
失敗するクラウドファンディングの共通点10選【失敗の原因】
というわけで、本題です。
まず結論からお伝えすると、失敗するクラウドファンディングのプロジェクトに共通するポイントは下記の10個です。
- クラウドファンディングへの理解が乏しい
- プロジェクトの内容がイマイチである
- 起案者の素性が明らかになっていない
- プロジェクトページ作成の作り込みが甘い
- リターン設計を考え抜いていない
- 目標金額が高すぎる
- 募集期間が長すぎる
- 公開直前の根回し営業が足りていない
- マーケティング施策が不十分である
- 自分ひとりで挑戦をしている
順番に解説していきます。
① クラウドファンディングへの理解が乏しい|リサーチ不足・分析不足
まず「リサーチ不足」はNGです。
クラウドファンディングを「募集すればお金の集まる装置」「資金調達するだけのツール」として理解している人は、間違いなく失敗します。
一昔前の「アイドルはトイレに行かない」という話と同じような理想的な幻想です。本質的な部分を見れていません。
実際のデータを見ても、約半数のプロジェクトはお金が集まらずに失敗しています。
自分の理解度に自信のない人は「クラウドファンディングのよくある誤解!勘違いしたままだと失敗するので気をつけよう」を読むところから始めましょう。
② プロジェクトの内容がイマイチである|自分本位・支援者目線の欠如
支援を募るのであれば「プロジェクトの中身」を磨き上げましょう。
そもそもプロジェクト自体に “魅力” がなければ支援されるはずがありません。
数多くの企画を見ている中で、パッと見ただけで「このプロジェクトは失敗するな…」と感じるのは、
✔︎ 企画がわかりにくい
✔︎ とても自分本位な内容
✔︎ 支援者目線で考えていない
というものです。
たとえば、以下のようなタイトルにあなたは興味を惹かれますか?
CKPMモデルのKOTONOWA開発費用をください
おそらく興味は惹かれないのではないでしょうか。
初見の人は「CKPM」も「KOTONOWA」という知らない単語が2個も含まれていると、感情的に「わからない」という気持ちが先行してしまします。(起案者には馴染みのある言葉でも!!)
このようなタイトルだと「自分本位で支援者目線の欠如したプロジェクト」だと思われて支援は伸びません。
改善するとしたら
新世代ロケット「KOTONOWA」の開発費用を集めたい
のように、小学生でも知っている単語を出来るだけ使うようにしましょう。
わかりやすい単語でプロジェクトの内容を表現し、支援を募りたい姿勢が伝わるように工夫するだけで、興味を持ってもらえる可能性は格段に高まります。
タイトルだけでなく、メイン画像・本文・リターン内容なども、自分本位ではなく支援者目線でわかりやすく共感される内容に作り込んでみてください。
ただし、タイトルや本文を支援者目線で書けていたとしても「プロジェクト自体の魅力が弱い」というパターンもあります。
上記の「新世代ロケット」を例に挙げると、
・これまでの開発実績が乏しい
・開発の必要性が感じられない
・ロケット開発に馴染みが薄い
・実用化の可能性が著しく低い
というような状況だと、プロジェクトの企画そのものが微妙だと判断せざる得ないので、企画自体を見直す必要も考えられます。
» プロジェクトの内容を整理するには「6W3H」や「PREP法」などのテクニックを使うとまとめやすくなります!詳細はこちらを参照ください!
③ 起案者の素性が明らかになっていない|信頼度の低さ・安心できない
支援を募りたいのであれば「素性を明らかにすること」は重要です。
どんな人がやっているのかわからないと、支援者はお金を預けていいのか不安を感じてしまいます。相手に不信感を抱かせないことは支援を募る第一歩です。
具体的には
✔︎ プロフィール画像を設定する(できれば顔出し)
✔︎ 実行者(団体/個人)のSNSやWEBサイトを載せる
✔︎ これまでの活動実績や応援者の声などを掲載する
✔︎ 動画を載せて実行者の想いを肉声で伝えてみる
✔︎ 活動報告を定期的に更新して支援者に寄り添う
のようなことを意識して実行してみましょう。
④ プロジェクトページ作成の作り込みが甘い|わかりにくい・画像不足
失敗するプロジェクトは「募集ページの作り込み具合」を見ると一目瞭然です。
作り込みに甘い部分があるプロジェクトは、支援者に本気度の低さが伝わってしまいます。
具体的に作り込みの甘さが出やすいのは下記のあたり。
■ メイン画像
・ただ写真を貼り付けただけになっている
・プロジェクトの顔とも言える場所にこだわってない
・ジャージでプレゼンテーションしているようなもの
■ 本文
・文字だけで「画像」がほとんど使われていない
・文字数が多くて読む気にならない / 誤字脱字が多い
・自分の想いを伝えようとする努力の跡が見えない
■ リターン
・リターン内容の説明が明らかに不十分である
・わかりやすいリターン画像が設定されていない
結局は「支援者目線で伝わるように工夫しているかどうか」が重要です。
本気度があれば、ページ作成にも手を抜かずに細部までこだわるはず。
実際に、CAMPFIREでは「画像が11枚以上だと目標到達率が高い傾向にある」というデータも示されています。(参照:CAMPFIRE統計データ)
どのように作り込みをすればいいのかわからない方は、下記の記事などを参考にしてみてください。
⑤ リターン設計を考え抜いていない|魅力不足・数の多さ・コスト計算
クラウドファンディングにおいて「リターンはあなたの販売する商品」です。
このリターンの内容をしっかり考え抜いていない人は、適当に商売しているのと同じ。支援が集まらずに失敗するのも当たり前でしょう。
☑︎ このリターンは支援者にとって魅力的なものか?
☑︎ このリターンは支援者が購入したくなるものか?
☑︎ リターン価格は市場価格よりも高すぎてないか?
☑︎ 支援者の懐事情別の価格帯を網羅はできてるか?
☑︎ リターン品の個数が多すぎて選びにくくないか?
☑︎ リターンのコストは計画の実行のために適切か?
上記のようなチェック項目を参考にリターン設計を考えてみましょう。
なお、個人的なリターン設計の目安となる内容もお伝えしておきます。
■ 平均支援単価
⇒ CAMPFIREでは「約10,000円前後」である
■ リターンの個数
⇒ 選択回避の法則を踏まえると「10〜15個程度」が最適である
■ リターンの価格帯
⇒ 価格帯を「松竹梅の法則」に分けて用意するのがオススメ。
⑥ 目標金額が高すぎる|低い達成率はバンドワゴン効果が逆に発動する
クラウドファンディングを成功させるためには「適切な目標金額の設定」が重要です。
失敗するプロジェクトの多くで目標金額を高く設定しすぎているという傾向があります。
目標金額が高すぎると
支援が集まっても「達成率」があまり伸びない
↓
支援者からは盛り上がっていないように見える
↓
不人気そうなプロジェクトだと思われてしまう
↓
余計に支援が伸びないので悪循環に陥ってしまう
という状況になってしまいやすいので、失敗する確率が上がってしまうというわけです。
これらの現象は、行動心理学において【 バンドワゴン効果 】と呼ばれています。
多くの人が選んでいるものが「魅力的に見えてしまう」という効果のこと。
行列の出来ている店が人気で魅力的に感じてしまうのがバンドワゴン効果によるものです。逆に、ガラガラの店には入る勇気が湧かない、ということでもあります。
そのため、目標金額は “最初の1週間で最低でも「30%」を達成できる金額にすること” をオススメしています。
より詳しい考え方は「クラウドファンディング「目標金額」はどう決める?適切な金額設定するための3つの方法」を参考にしてみてください。
⑦ 募集期間が長すぎる|中だるみ期間の告知疲れ・支援者の熱量の低下
クラウドファンディングでは、支援が集まりにくくなる「魔の中だるみ期間」というものが必ず発生します。
この期間を考慮せずに募集期間を長くしすぎているプロジェクトも失敗しやすいです。
クラウドファンディングの「支援購入」や「ページ閲覧」は
・公開直後の7日間(スタートダッシュ)
・終了直前の7日間(ラストスパート)
に集まりやすい傾向があります。
つまり、それ以外の期間はほとんど支援が集まりません。
この期間をことを【 魔の中だるみ期間 】と呼んでいます。
CAMPFIREパートナーとして実際に僕が担当したプロジェクトにおける日別PV(=ページ閲覧数)の推移は、下記の画像のようになっています。
募集期間を長くしても、この「魔の中だるみ期間」がいたずらに長期化してしまい、
・起案者:告知疲れ=熱量の低下
・支援者:応援疲れ=熱量の低下
という負の側面だけが増えていくので、モチベーションが下がらない適切な募集期間を設定する必要があります。
こちらも別記事で詳しく決め方をまとめているので、合わせて読んでみてください。
⑧ 公開直前の根回し営業が足りていない|事前告知の重要性の認識不足
失敗する人の多くは「公開前の事前告知や根回し営業の重要性」を理解していません。
前章の「⑥ 目標金額が高すぎる」でも伝えたように、クラウドファンディングでは「最初の1週間で最低でも目標金額の30%を達成すること」が成功の秘訣です。
この秘訣を知っていれば、公開直後に幸先の良いスタートダッシュを切るためにも、事前に告知活動や営業活動をしておく必要があることは誰でも理解できるはず。
具体的には
近しい関係者や友人知人に対して
→ クラウドファンディング実施をお知らせしておく
→ メッセージやLINEで個別に連絡する方がベター
SNSのフォロワーや既存顧客に対して
→ いきなりクラウドファンディングの告知が流れるとびっくりするので、最低でも募集開始の数日前から匂わせ投稿などをしておくようにする
→ SNS投稿やメルマガなどで「カウントダウン投稿」をすると効果的です
近所の店舗・施設などに対して
→ チラシ配布やポスター掲示などに協力してもらえないか打診をしてみる
地元のメディアや業界雑誌などに対して
→ クラウドファンディング実施をニュースにしてもらえないかプレスリリースなどを送ってみる
などを実施されることをオススメしています。
その際には
⑴ プロジェクトへの「支援」のお願い
⑵ 募集開始後の「拡散」への協力願い
⑶ 簡易に「お気に入り登録」のお願い
の3点を意識して事前告知や根回し営業をしておくようにしましょう。
支援だけ呼びかけるのではなく、手伝ってもらいやすい「SNSでの拡散協力」や「プロジェクトのお気に入り登録」を呼びかけると精神的にもお願いしやすいと思います!
⑨ マーケティング施策が不十分である|告知不足・プロモーション不足
募集開始前の根回し営業だけでなく「公開してからの営業活動」が不十分な企画もたくさんあります。
言わば、カフェ開業したのに集客しようとせずに「お客さんが来ないなぁ〜」と嘆いている人と同じような状態です。
公開してからも「どうやったらページを見てもらえるか」「どうしたら支援が増えるのか」を考えながら継続的に営業活動をしていきましょう。
告知の具体例をいくつか挙げておきます。
- 活動報告(CAMPFIRE内のブログ機能)を毎日投稿する
- Instagramのストーリーズに日々の進捗具合を投稿する
- Twitterで応援投稿をしてくれた人にお礼のリプを送る
- 支援してた人に対してお礼のメッセージを丁寧に送る
- 募集ページのQRコードを印刷したTシャツを着続ける
- 駅や商店街など人通りのあるところでチラシ配りをする
- デザインのテンプレを使って店舗掲示用ポスターを作る
- 相性の良いインフルエンサーを見つけてPRをしてもらう
- 予算を確保して有料のCAMPFIRE広告に申し込む
- ウェブ広告やSNS広告の広告運用代行を依頼する
- etc…
ここに挙げたのはあくまでも参考例ですので、これらの方法からヒントを得て自分たちなりの告知プロモーションをしてみてください!
⑩ 自分ひとりで挑戦をしている|協力者不在・客観的アドバイザー不在
クラウドファンディングは「チーム戦」です。ひとりで挑むと失敗のリスクが高まります。
ここまで色々書いてきたように、やること・考えることは非常に多岐に及びます。これら全てを自分ひとりで完璧に実施するのは困難です。
必要な役割(スキル)を具体的に書き出すと、
✔︎ リーダー(実行者)
✔︎ セールスライター(文章執筆者)
✔︎ コピーライター(タイトル立案者)
✔︎ フォトグラファー(写真撮影者)
✔︎ デザイナー(画像/動画の制作者)
✔︎ プロモーター(広報PR戦略担当者)
✔︎ ウェブマーケター(広告配信担当)
✔︎ オペレーター(商品発送責任者)
✔︎ プランナー(リターン企画立案者)
✔︎ アドバイザー(経験者/有識者)
✔︎ コーディネーター(全体総監督)
etc…
というようなところでしょうか。
もちろん1人で複数の役割を担える人もいると思いますが、そんな万能な人ばかりではないはずですので、できる限りチームを組んで役割分担するようにしましょう。
少なくとも【 アドバイザーポジション 】の人は必ずチームに引き入れることをオススメします。
クラウドファンディングの経験やノウハウを持っている人が加入するだけで、失敗の確率はグッと下がるはずです!
そのために頼ってほしいのが CAMPFIREパートナー です!
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クラウドファンディングの失敗事例から学べること
ここまでの失敗の共通点から学べるポイントをまとめました。
- 企画の内容を支援者目線でわかりやすく示す重要性
- 適切な目標金額や募集期間を正しく設定する重要性
- 営業プロモーションやマーケティング戦略の重要性
- 経験豊富なアドバイザーに相談をすることの重要性
企画の内容を支援者目線でわかりやすく示す重要性
プロジェクトの内容に興味を持ってもらい、十分に理解してもらうためにも、わかりやすく伝えることが大事です。
- 何を実現するプロジェクトなのか
- 何のために資金が必要であるのか
- どのような課題を解決したいのか
- どのような成果が期待できるのか
などを小学生でもわかるような言葉を使って説明するように意識しましょう。
適切な目標金額や募集期間を正しく設定する重要性
クラウドファンディングの失敗の原因のひとつは、適切な「目標金額」や「募集期間」を設定できていないことです。
- 現実的な目標金額になっているか
- 企画に必要な資金を確保できるか
- 十分な募集期間を設定しているか
- 長すぎる募集期間になってないか
など、成功するために適切な設定をするようにしましょう。
具体的な決め方を知りたい方は、下記の「あわせて読みたい」で紹介している記事を参考にしてみてください。
営業プロモーションやマーケティング戦略の重要性
クラウドファンディングは【 営業が9割 】と言っても過言ではありません。
営業活動やプロモーション施策など、マーケティング戦略が非常に重要になります。
- SNS運用
- SNS広告
- ウェブ広告
- プレスリリース配信
- チラシ作成
- インフルエンサーマーケティング
上記のようなマーケティング手段は、代行サービスなどで依頼することが可能です。
当社でも提供&紹介できますので興味のある方は気軽にご相談ください。
マーケティングを任せたい方へ
経験豊富なアドバイザーに相談をすることの重要性
クラウドファンディングはノウハウを持っていることで成功率がグッと上がります。
そこで重要なのが「経験豊富なアドバイザーを仲間に引き入れること」です。
- 起案経験のある人
- サポート経験のある人
- キュレーションパートナー(例: CAMPFIREパートナー)
などを頼ることを強くオススメします。
国内最大手プラットフォームCAMPFIREで挑戦するのであれば、無料でサポートしてもらえる「CAMPFIREパートナー」に相談するのが鉄則です。
僕自身も累計1億円以上の調達実績を持っているCAMPFIREパートナーですので、気軽に相談ください。
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クラウドファンディング成功させる秘訣7選
ここまで「失敗するクラウドファンディングの特徴」を紹介してきました。
逆に、これらの失敗原因を踏まえて「成功するための秘訣」を解説していきます。
⑴ リサーチや分析をしっかりと実施しよう
⑵ 成功するための緻密な戦略を考え抜こう
⑶ 支援する人の目線でリターンを考えよう
⑷ チームとして必要となる人材を揃えよう
⑸ 独自性・新規性・社会性の要素を含めよう
⑹ コアな支援者や応援者を巻き込んでいこう
⑺ 告知プロモーションや営業活動を頑張ろう
成功の秘訣⑴ リサーチや分析をしっかりと実施しよう
クラウドファンディングに成功している人は、事前にリサーチや分析をしっかりと実施していることが多いです。
- 類似プロジェクトはあるか?
- 成功した類似プロジェクトの成功要因は?
- 失敗した類似プロジェクトの失敗要因は?
- どんなプロモーション施策が有効なのか?
- 経験者がノウハウを発信していないか?
- アドバイスしてくれる存在はいないか?
などを自分なりに調べて目標金額を達成させるためのアイデアを実施することが成功につながります。
成功の秘訣⑵ 成功するための緻密な戦略を考え抜こう
自分なりにリサーチして分析した内容をもとに「成功するための戦略を考え抜けるか」どうかも重要なポイントになります。
- 適切な時期に営業活動を開始する
- リターンの支援者ターゲットを明確にする
- ターゲットに対して魅力的なリターンを用意する
- 開始前から募集中のマーケティング計画を立てる
- ページ作成の役割分担をして丁寧に作成をする
- SNSや活動報告などの投稿リストを作成しておく
- etc…
など、挙げればキリがありませんが、細かく緻密に戦略を立てておくことが成功への近道です。
成功の秘訣⑶ 支援する人の目線でリターンを考えよう
クラウドファンディングの成否を分けるポイントのひとつは【 魅力的なリターンを用意できるか 】です。
どれだけ共感するプロジェクトでも、どれだけプロモーションして閲覧者を増やしても、購入してもいいと思えるリターンがなければ支援は伸びていきません。
- あなたなら支援したいと思えるか?
- 支援者ターゲットがほしいと思うか?
- 支援したい金額のリターンがあるか?
- どんなリターンだと支援したくなるか?
などの問いを何度も繰り返しながら、支援者目線でリターンを考えていきましょう。
自分で考えるのが難しい人は、支援ターゲット層と似ている友人知人に「直接ヒアリングする」という方法がオススメです。
その他、類似プロジェクトで人気のリターンを参考する方法もあります。
優れたプロジェクトをまとめた事例集『クラウドファンディング名鑑』も活用してみてください。
成功の秘訣⑷ チームとして必要となる人材を揃えよう
クラウドファンディングではやるべきタスクが膨大にあります。
✔︎ リーダー(実行者)
✔︎ セールスライター(文章執筆者)
✔︎ コピーライター(タイトル立案者)
✔︎ フォトグラファー(写真撮影者)
✔︎ デザイナー(画像/動画の制作者)
✔︎ プロモーター(広報PR戦略担当者)
✔︎ ウェブマーケター(広告配信担当)
✔︎ オペレーター(商品発送責任者)
✔︎ プランナー(リターン企画立案者)
✔︎ アドバイザー(経験者/有識者)
✔︎ コーディネーター(全体総監督)
etc…
これら全てをひとりで実施するのは大変です。ぜひチームを作りましょう。
アドバイザーポジションは、過去の経験者や実績豊富なCAMPFIREパートナーに頼ることも有効です。不安な方は気軽に相談してください。
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成功の秘訣⑸ 独自性・新規性・社会性の要素を含めよう
クラウドファンディングで成功するプロジェクトには3つの要素があると言われています。
- 独自性(オリジナリティ)
他にはない自分達だからこそ出来るプロジェクトである - 新規性(ノベルティイ)
これまで世の中になかった目新しいプロジェクトである - 社会性(ソーシャリティ)
独りよがりではなく社会の役に立つプロジェクトである
これら全てを満たすことが理想です。少なくとも2つは満たせるようにプロジェクトの企画を見直してみましょう。
成功の秘訣⑹ コアな支援者や応援者を巻き込んでいこう
クラウドファンディングにおけるプロジェクトの広がり方は、自分達の発信だけでは不十分です。
コアな支援者や応援者による拡散や口コミによる宣伝によって大きく広がっていきます。
成功しているプロジェクトには、熱量の高い支援者や応援者が “クラウドファンディング開始前から” たくさん関わっています。
巻き込み力が重要になるので、どんどん自分の夢を語って応援の輪を広げていきましょう!
成功の秘訣⑺ 告知プロモーションや営業活動を頑張ろう
そして、最後は「営業活動」が勝負を分けます。告知プロモーションは全力で実施していきましょう。
- こまめなSNS投稿
- 毎日の活動報告投稿
- 友人知人への個別連絡
- 支援者へのお礼の連絡
- 企業への営業訪問
- チラシなどのポスティング
- etc…
ここに挙げたのは一例です。
過去に担当したプロジェクトでは「毎日必ず活動報告を投稿してSNSでも毎日告知をする」という活動を愚直にやり切った方もいます。(その結果、ほぼ全日1件以上の支援が入り続けて目標金額を大幅に上回る支援が集まりました)
このような営業活動に時間をかけられない人は、ウェブ広告やインフルエンサー依頼などマーケティング費用をかけてプロモーションをする方法もあります。
当社でもウェブ広告運用代行サービスを提供しておりますので、興味のある方は気軽にご相談ください。
マーケティングを任せたい方へ
まとめ:クラウドファンディング「失敗の共通点」から学んで「成功」に向けて挑戦していこう!
この記事では、失敗するクラウドファンディングの「共通点」をまとめてきました。
改めて紹介すると下記の10個です。
- クラウドファンディングへの理解が乏しい|リサーチ不足・分析不足
- プロジェクトの内容がイマイチである|自分本位・支援者目線の欠如
- 起案者の素性が明らかになっていない|信頼度の低さ・安心できない
- プロジェクトページ作成の作り込みが甘い|わかりにくい・画像不足
- リターン設計を考え抜いていない|魅力不足・数の多さ・コスト計算
- 目標金額が高すぎる|低い達成率はバンドワゴン効果が逆に発動する
- 募集期間が長すぎる|中だるみ期間の告知疲れ・支援者の熱量の低下
- 公開直前の根回し営業が足りていない|事前告知の重要性の認識不足
- マーケティング施策が不十分である|告知不足・プロモーション不足
- 自分ひとりで挑戦をしている|協力者不在・客観的アドバイザー不在
クラウドファンディングの失敗には必ず理由があります。
その失敗要因はこの10個のいずれかであることが多いです。
そして、その失敗の共通点から「成功のための秘訣」を学ぶことが重要です。
下記の成功に秘訣を参考にクラウドファンディングに挑戦してみてください!
⑴ リサーチや分析をしっかりと実施しよう
⑵ 成功するための緻密な戦略を考え抜こう
⑶ 支援する人の目線でリターンを考えよう
⑷ チームとして必要となる人材を揃えよう
⑸ 独自性・新規性・社会性の要素を含めよう
⑹ コアな支援者や応援者を巻き込んでいこう
⑺ 告知プロモーションや営業活動を頑張ろう
また、別の記事で「クラウドファンディングの失敗事例14選」もまとめてます。合わせてこちらも読んでみてください。
» クラウドファンディング失敗例14選!有名人・炎上・持ち逃げ・裁判・トラブル事例を紹介!
「でも自分ひとりで全部をやれるか不安・・・」
そんな方のために存在するのが【 CAMPFIREパートナー 】というクラウドファンディングの伴走アドバイザーです。
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